岐阜に移住!おすすめの移住先や補助金制度、移住までの流れを解説!
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「程よい田舎に移住したい」と、考えている方におすすめの移住先が岐阜県です。
自然が豊かで住みやすく、名古屋方面や関西方面へのアクセスも良いので程よい田舎暮らしを楽しめます。
この記事では岐阜県への移住を考えている方に向けて、おすすめの移住先や補助金制度を紹介していきます。
町の魅力もお伝えしていきますので、地方移住を考えている方はぜひ参考にしてください。
移住支援の内容は執筆時点の情報となっておりますので、最新情報は各窓口へご確認ください。
岐阜でおすすめの移住先5選!
まずは岐阜県内でおすすめの移住先を紹介していきます。
移住の候補地が見つかるかもしれないので、ぜひ目を通してみてください。
名古屋市のベッドタウン「岐南町」
岐南町(ぎなんちょう)は岐阜市の隣にある町で、利便性が良く「名古屋市のベッドタウン」と呼ばれています。
岐阜の市街地へは車で15分、愛知県の一宮市市街地へは25分、名古屋まで60分と、県中心部や名古屋方面へアクセスしやすいので通勤や通学にも便利な場所です。
また、駅周辺にはスーパーや病院、学校などがそろっており、日々の生活にも困ることはありません。
生活の便利さや都市部へのアクセスの良さから年々移住者が増え、岐南町は岐阜県内で最も人口増加率が高い町になりました。
岐南町が移住先として人気を集める理由には、利便性だけではなく「子育て環境の良さ」も挙げられます。小学校は3校、中学校は1校、高校は1校あり、町内に6園ある保育園はなんと待機児童が0人。
「子どもを保育園に預けて働きたい」と考えている方にうれしい環境が整っています。
岐阜市と隣接している「大垣市」
岐阜市の隣に位置する大垣市(おおがきし)は、県内で2番目に人口が多い町です。
名古屋までは電車で30分ほどでアクセスでき、大垣駅始発の電車に乗れば座席に座ってゆったりと通勤・通学できます。
また、市内にはイオンモール大垣やアクアウォーク大垣などの商業施設があり、買い物やお出かけを楽しめます。そんな都会的な一面もありつつ、郊外へ行けばのどかな田園風景が広がっているのも大垣市の魅力です。
また、市から受けられる出産・子育て支援には、不妊治療費や子ども医療費の助成制度、第3子以降の出産祝い金などがあります。
市内にマイホームを購入する場合は「子育て世代等住宅取得支援事業利子補給金」として、ローンの利子の一部が最大3年間助成されます。
子育て支援が充実している「北方町」
北方町(きたがたちょう)は岐阜県内で最も面積が小さく、人口密度が最も高い町です。
とても小さな町ですが、スーパーやドラッグストア、医療機関などのインフラが整っているため日々の暮らしで不自由することはありません。
また、子育て支援にも力を入れており、妊産婦健康診査費の助成や病児・病後児保育のサポート、第3子以降の学習費の一部助成なども行っています。
町内に5園ある保育園の待機児童も0人です。
なお北方町は「東京圏からの移住支援事業」の対象地域であるため、東京圏から移住し就業・起業した方は最大100万円の支援を受けられます。
市の大部分を山々が占める「本巣市」
本巣市(もとすし)は岐阜県南西部のほぼ中央に位置し、市の大部分を山々が占めるのどかな場所です。市の南部へ行けば大型商業施設があるので、買い物にも不自由なく生活できます。
「田舎暮らしをしてみたいけど、不便すぎるのは嫌」という方にぴったりの地域です。
また、移住支援としては2020年1月1日以降に住宅を新築、購入または建替した人に補助金を交付する「本巣市もとす暮らし応援補助金」があり、対象の転入者は世帯員1人につき10万円、最大30万円が交付されます。
ファミリー層が多く住む「瑞穂市」
岐阜市と大垣市の間にある瑞穂市(みずほし)は、30代〜40代が多く住む、ファミリー層に人気の町です。
瑞穂市から岐阜市までは電車で6分、名古屋までは約30分でアクセスできます。
利便性が良く、岐阜市と比べて平均坪単価は安いことが、瑞穂市がファミリー層から人気を集める理由の1つです。また、市内には保育施設が15園、小学校が7校、中学校が3校あり、子育て・教育環境も整っています。
岐阜県に移住したときにもらえる補助金
次に、県外から岐阜県に移住したときに支給される補助金制度を紹介します。
それぞれ適用条件があるので、目を通しておきましょう。
東京圏からの移住支援金
岐阜県は国や県内市町村と協働で、東京23区の在住者または東京圏(東京、埼玉県、千葉県、神奈川県)に在住し、東京23区へ通勤する方を対象に「東京圏からの移住支援金」を支給しています。
支援金は単身の場合は60万円、世帯の場合は100万円です。18歳未満の子どもがいる場合は、1人につき最大100万円が加算されます。なお、支援金を受け取るには、次のような要件を満たす必要があります。
- 住民票を移す直前の10年間のうち、通算5年以上、東京23区に在住していた、または東京圏のうちの条件不利地域以外の地域に在住し23区に通勤していた人
- 都道府県が公開するマッチングサイトに掲載された中小企業などに就業した人
- 所属先企業等からの命令ではなく、自己の意思により移住した場合であって、移住先を生活の本拠とし、移住元での業務を引き続きテレワークで行う人
- 移住前から移住先の地域や地域の人々と関わりを有しており、移住先の市町村が本事業における関係人口として定めた要件に該当する人
参考:ふふふぎふ「東京圏からの移住支援金」
上記で挙げたのは要件の一部で、制度を利用するためには移住や就職について満たすべき要件がいくつかあります。制度の利用を希望する方は、岐阜県への移住・定住ポータルサイトで要件を確認しておきましょう。
清流の国ぎふ移住支援補助金
「清流の国ぎふ移住支援補助金」は、岐阜県外から岐阜県へ移住し、定住意思のある方を対象にした支援制度です。単身の場合は30万円、世帯の場合は50万円が支給されます。(市町村によって支援金額が異なります)
対象となるのは家族で移住する39歳以下の方や、過疎地域に移住する方です。
そしてこの制度を利用するためには、次の項目でさまざまな要件を満たす必要があります。
- 転入・居住
- 世帯の要件
- 就業・起業
要件を「すべて」満たす必要がある項目と、「いずれか」のみ満たせば利用できる項目があるので、利用を検討している方は自分が対象であるのか窓口で相談するのが確実です。
参考:ふふふぎふ「東京圏からの移住支援金」
岐阜に移住するまでの4つのSTEP
最後に、岐阜へ移住する流れを説明します。
岐阜に移住するまでのステップは次の通りです。
- 移住の目的を明確にする
- 情報収集する
- 見学・短期移住してみる
- 仕事を探す
ステップごとに内容を説明していきます。
STEP1:移住の目的を明確にする
まずは、岐阜へ移住する目的をはっきりさせておきましょう。
「なぜ岐阜に移住したいのか」「岐阜でどのような暮らしをするのか」など、移住後の暮らしをイメージしてみてください。
地方移住を「なんとなく」で決めてしまって「想像していた生活と違った」「別の地域にすればよかった」と後悔する方も少なくありません。
岐阜へ移住するメリット・デメリットを把握したうえで、自分たちが新しい土地でどのような生活を送りたいのか家族で考えてみてください。
STEP2:情報収集する
岐阜への移住を決めたら、ホームページやSNS、市区町村役場などで移住候補地の情報収集をしておきましょう。情報収集する際には次の4つを必ずチェックしてください。
- 都市部へのアクセスの良さ
- 商業施設やスーパー、医療機関などの数と位置
- 保育園や小学校の数と位置
- 移住・子育て支援の内容
自分では調べられないことは、東京や大阪、名古屋にある岐阜の移住相談窓口の相談員に相談するのがおすすめです。移住してどのような生活をしたいのか相談員に伝えることで、自分たちに合った移住先を提案してもらえるでしょう。
STEP3:見学・短期移住してみる
移住候補地が決まったら、実際にその町へ見学に行き、できれば短期移住してみるのがおすすめです。岐阜県内では、一定期間移住体験ができる「お試し居住」ができる地域もあります。
ホテルに泊まるよりも格安で宿泊できて、さまざまな体験に参加させてもらえる地域もあるので、移住候補地にお試し移住があるかのチェックもしておきましょう。
お試し移住がない場合は、ウィークリー・マンスリーマンションの利用がおすすめです。
ホテルや旅館よりも宿泊費を抑えられて、即日入居も可能です。「岐阜ウィークリードットコム」では住所や地図、沿線から物件を探せるので、お試し移住の際にはぜひご活用ください。
STEP4:仕事を探す
岐阜で就職を希望する方は、このタイミングで仕事探しをスタートしましょう。
おすすめの求人サイトは、求人情報から合同説明会の情報まで確認できる「岐阜県総合人材チャレンジセンター(ジンチャレ!)」です。
業界の全国シェアNo.1を誇る企業や、独自の技術を持っている企業など、幅広い会社の中から自分に適した就職先を見つけることができます。
また、岐阜県就職情報ポータルサイト「GIFU JOBU GUIDE」や、岐阜県で仕事を探している女性を支援するポータルサイト「ぎふジョ!」なども併せて活用してみましょう。
自然に囲まれた岐阜で理想の移住生活を!
岐阜は名古屋や関西方面へアクセスしやすく、都会的な面と田舎的な面をあわせ持つ「程よい田舎暮らし」ができる県です。移住や子育て支援も充実しているので、「子育て環境が良い場所へ移住したい」と考えている方も安心して暮らしていけるでしょう。
岐阜への移住を検討するのなら、先ほどもお伝えしたように、まずは短期移住をおすすめします。
短期移住の際には、ぜひ「岐阜ウィークリードットコム」をご活用ください。
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この記事を書いた人
岐阜エリアの情報を集めるために日々奔走しています! 観光・ワーケーション・お仕事…様々な理由で岐阜にいらっしゃる方々のためになれば嬉しいです(^^)/♡ 質問等あればお気軽に!